李富鉄(73) 現 民団神奈川県本部 常任顧問
この度、民団神奈川県本部団長に立候補しました李富鉄です。早速、立候補所信表明を、下記の通り、行います。
私は、団長立候補所信表明を行う前に、お詫びすることがあります。私が団長になりましたら、県本部を移転するという噂がありますが、それは噂にすぎません。
私は、一世の皆様が建ててくれた建物を民団神奈川県のシンボルとして、永遠に守っていく所存ですので、ご理解していただけますようにお願い申し上げます。
インボイス制度導入により、これからは、多額の支出を招き、民団の資金繰りが、困難になる事を危惧して、更なる収入を確保する必要になるのではないかと発言したことが大きな誤解を招くことになりました。
誤解を招くことになりましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
Ⅰ.再度立候補した理由
①私は、15年前に団長に立候補し、無投票で当選しました。その時は、県本部の財政再建を公約に掲げ、
団員すべての方々から支持を受けました。というのは、当時県本部の財政状態は破綻していたからです。
私の任期の終わりには、財政状態は破綻から安定状態になりました。これで、民団は今後、お金に困らず、誰が団長になっても自分のビジョンをもって運営することができ、神奈川県の民団全体が良くなると確信をしました。
ところが、その後の民団を見ますと、良くなるどころか、鶴見支部における裁判沙汰による混乱及び停権処分、そして大和支部の停権処分による混乱など自ら県本部が問題をこじらせてきました。この両支部の問題を私の代で解決し、民団をきれいな状態で、次の世代に引き渡したいと考え、団長立候補の決意をしました。
私は、鶴見支部と大和支部の長年の未解決の混乱を解決するために、全力を尽くしてまいります。両支部の解決は、私にしかできない事を改めて強調します。
②次に、立候補した大きな理由は、昨年10月に施行されたインボイス制度であります。
インボイス制度の施行に伴い、今後、民団神奈川県本部の財政を逼迫させることが考えられます。
幸い、私は税理士ですので、制度自体が複雑で難しいインボイス制度に対応、対策を講じることができます。
このインボイス制度を適切に正しく対応をしなければ財政の混乱を招くことになり、民団運営が困難になる可能性があるのではないかと危惧するものです。
このことが、再び、団長に立候補した決定的な理由であります。これは、私しかできないことだと自認しております。
どうか、私を団長に当選させていただき、インボイスの問題を、次の世代に引き継がせないようにしていただきたい事をお願い申し上げます。
Ⅱ.公約
①財政再建と安定化
新たに発生する税金の支払いに対応できる財政再建をし、財政の安定化を図る。
②組織の再建と活性化及び青年会への全面支援
鶴見支部と大和支部の再建及び各支部と青年会の活性化に対する支援。
③2024横浜日韓にぎわい祭りの支援
横浜総領事館主催の2024年横浜日韓にぎわい祭りを全面的に支援する。
最後に、私はこれらの公約を実現して3年一期でやめますので、3年間ご協力をお願いいたします。
【略 歴】
職 業:税理士(Lee税理士事務所 所長)
組織経歴:
2009年~2012年 民団神奈川県本部 団長