崔喜燮 議長立候補者 所信表明

崔喜燮(58) 民団南武支部 副団長

 

難局打破に向け、大同団結を!!

 親愛なる地方委員、代議員、そして県下同胞の皆さま!

 平素、在日同胞社会の繁栄と民団組織発展のために献身的に努力されておられる皆様に深甚なる敬意を表します。

 来たる3月23日の第51回定期地方大会にあたり、議長に立候補しました崔喜燮です。立候補に際しまして、以下のような所信を明らかにするとともに、議決機関に与えられた諸課題を誠実に履行してまいります。

 民団の変革、多様性の受容が叫ばれだし幾星霜。その一方で、時代の変化は予測不可能で急激です。

 我が在日同胞社会は、世代交代や少子高齢化、日本国籍者や新規定住者の増加などによって大きな変革を迫られています。私たちはこれ以上、躊躇し、立ち止まってはいられません。進むべき未来、選択すべき道は明らかです。勇気を持って、明るい未来への力強い一歩を踏み出して参りましょう。

 戦後から今日まで80年の歴史を持つ民団は、祖先から受け継いだ楽天性と粘り強く屈しない民族性を発揮し、これまで幾多の困難を乗り越えてきました。

 現在の難局も、私たち組織幹部の率先垂範の意気込みと、透徹な信念、不断の努力をもって必ずや乗り越えていかなければなりません。そのためには、同胞社会の求心体である我が民団の組織構造の柔軟な変革、多様性を受け入れる包容力が問われています。

 私が議長に就任した暁には、多様な同胞の声に耳を傾け、この難局を乗り越え未来を生き抜くことができる民団の幅広いルールづくりに参与してまいります。私は皆様とともに、新執行部を支え、ともに民団の求心力を高めていきます。

 このような心構えにたって、私は次のような課題を実行していきます。

 まず、民団の政策決定に最も重要な地方委員会を公平かつ生産的に運営します。

 次に、団員の声を幅広く集約し、執行機関を支えながら、民団の求心力復活に向けて不断の努力を傾けます。

 三つ目には、団員の拠点である支部組織はもちろんのこと、神奈川県の各分野で自発的に努力されている方たちやNPO(非営利組織)、サークルなどの熱意と意見を集約し、執行部活動を後押しするよう尽力します。

 そして最後に、全同胞的な課業に対しては、民団規約の三権分立の基本精神に立脚しながらも、執行部と力を合わせて全団的な力を発揮するよう献身します。

 克服すべき課題を先延ばしすることなく、今後の民団のあり方にも果敢に問題提起していく所存でございます。愚直に誠実に前進してまいりますので、皆様の深いご理解と幅広いご支援を衷心より願い申し上げます。

【略 歴】

職  業:介護事業所(訪問介護/デイサービス)経営

組織経歴:

1989年~1990年 在日韓国青年会中央本部 宣伝次長

1990年~1994年 在日韓国青年会中央本部 企画事業部長

1994年~1996年 在日韓国青年会中央本部 組織部長

1996年~1997年 在日韓国青年会中央本部 副会長

1997年~2000年 在日韓国青年会中央本部 会長(2期歴任)

2000年~2001年 民団中央本部 組織副局長

            民団中央本部 文教副局長

2008年~2012年 民団神奈川県本部 生活部長

            神奈川韓国青年商工会 常務理事

2018年~2024年 民団南武支部 副団長

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